野茂英雄さんの生き方

野茂英雄さんの特集を知った。野茂英雄さんは純粋に投げる事が好きで、身体的な高さもあったけど、好きでどんどん突き詰めていいった。自分で考えて試行錯誤して、トルネード投法をあみだした。ドラフトにかかって入団の条件も、その投げ方を変えないことだった。

 

好きで投げることをとことん突き詰めていき、好きだからこそどんどん調達する。引退してからでもマウンドに立ちたいという気持ちがあったという。また大谷翔平選手の話をした時、若ければまだ投げたいですよと、現役を引退して時間が結構経った今でさえもマウンドに立ちたいとコメントしていた。それくらいマウンドが好きで投げるのが好きなんだと思う。

 

これからの生き方は、この野茂英雄さんが大きなモデルというか模範となるのではないか。つまり、好きなことをとことん突き詰めていく人生。結局後からパイオニアとか後の人達がメジャー行きやすくなった、活躍する土台を作ったとか色々言えるし、それは実際に事実なんだと思う。けど、それらは二次的なもの。純粋なワクワクを野茂さんは選んだ後にそれらが後からついてきてる。

 

だから、ここから思うのは、社会貢献するとか大きなことをビジネスで言うことってなんか違うのかなと思う。だって本来ワクワクして自分の純粋な気持ちに従って色んなことに没頭した後に野茂さんのように色んなポジティブな効果がもたらされて、それが周りの人達にとってもいい影響を与えるんだと思う。

 

いくら社会貢献ファーストでもっともなこと崇高なことをやったとしても、それが嫌々やってたり、義務的にやったとしたら、それは自分をいたわらないことでそれを成し遂げてる。自分自身に対しての社会貢献ができてない。自分を犠牲にして社会貢献してる。けど、野茂さんは自分自身の心の声に従っているんだと思うけど、それは自分を愛しているということだと思う。自分も大切にした上で周りにもいい影響を及ぼしてる。多分従来の自己犠牲して社会貢献と綺麗に大々的に宣言するのは20世紀か平成までで、次の年号以降は野茂さんのような好きなことをみんなそれぞれ没頭、三昧してる中で好きなことで縁した人と良好な関係や雰囲気を作り、それが波及的に社会を良くするような個々の行動の連鎖の積み重ねが社会全体を徐々に良くしていくというようなアプローチをとる時代になるんだと思う。

 

なぜなら、もう周知のように、自己犠牲的に嫌々やるような仕事は機械が代替して自動化されていくから。

 

野茂さんはメジャーリーグという道を強い投げることへの情熱と向上心と純粋さで開いただけではなく、生き方についても全ての人にとっても1つの道を示してくれてるんだと思う