360度視点的プレー

フットサルやってて思うのはほとんどの人はまるで自分の背中にオフサイドラインがあるかのように前にしか視点がなくて、前にしか出さない。けどこのコウチーニョの動画みてもわかるけど、後ろへのパスや選択肢を含ませることは前への可能性を拡大させる。駆け引きじゃないけど、引くなら押すのがより効果的になる。押してばっかりだと効果は低い。プラスばっかりじゃ。プラス、プラス、プラスと連続した選択肢はたしかに攻撃しているように見えるからいいように思えるけど、マイナスがあることでプラスが生きる。例えば野球だって、ストレートばっかりだと打たれやすいけど、たまに変化球があるとストレートがより打つのが難しくなる。たまに来る変化球が来るんじゃないかと思ってしまうから。バルセロナとかマンチェスター・シティとかの試合を見ていると、全ての選択肢が前へ進むことではないのがわかる。つまり、無理な選択肢はしないということ。無理な選択肢はチャンスの芽をつんでしまう。たしかに期待値を考えた時、例えばゴール前で無理をしてでも突破できた時、ゴールが確実な時は無理をするかもしれない。これはポーカーでベットした数よりもより多くのリターンが来るから。けど、多くの局面では期待値から考えて
無理はしない。常に簡単な選択肢を高速でチームとして繰り返すことで、期待値の高いチャンスを模索している。って考えると、前に前身するパスやドリブル、プレーをすることが大事なんじゃなくて、高速でパスを回して相手のスキを見つけて、期待値の高いチャンスを模索することが大事だから、後ろへの選択肢はそのチャンスを増やすのに役立つ。なぜなら、ボールを持った時より多くの選択肢があることはボールを取られないことに繋がるから。このコウチーニョのプレーももし多くの人がフットサルしてて陥っている、前にしか考えてないプレーならフェイントは取られてしまう可能性が高いけど、このコウチーニョの動画は360度視点だから、フェイントもすごく効く。


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