バルセロナ

ボールを持った時あらゆる選択肢の中で、最もかんたんな選択肢を選ぶ。つまり無理をしないということ。無理してもボールを失ったら攻撃のチャンスはそこで無くなる。常に最もイージーな選択肢はボールを失うリスクが最も少ないから、一旦ボールを持ってまたすぐに戻したり、近くの仲間にすぐボールをあずけたり、一見ゴールに向かってないから意味がないこと、無駄なことのように思える。そういう訳で多くの人はそのようなイージーな選択肢は良くないことだと思って、強引に無理な選択肢で突破し、無駄にボールを取られてチャンスを失ってしまう。チームで高速にボールを回していくと、ものすごくかんたんに突破できるような選択肢が発見される。そこをつくからチャンスが拡大する。しかし、そのチャンスを大きく拡大する1つのパスは、それまでの一見かんたんなパスの連続の積み重ねがあったから、そのパスに繋がってる。ものすごく卓越したプレーやパスがパス回しを成功させているというより、オフ・ザ・ボールというか、ボールを持っていない選手のポジショニング、ボールを持っている人がかんたんにパスを出せるように手助けできるポジショニングに考えている。そういうサポートする人が1人よりも2人いた方が選択肢が増える分、ディフェンスはどこにパスを出すか予測できにくいから、ボールを持ってる選手はより余裕を持ってプレーができる。

 

 

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