楽しさのシェア

参宮橋オリンピックセンターでフットサル4時間。2チームでひたすら休憩挟みつつ4時間やって550円とかもうコスパ最強。都内はフットサル天国すね。

来てから股関節ストレッチしてたら、暇なら蹴りませんか?って声かけてくれて30分弱ひたすら長距離でボール蹴ってた。

最初は右足の足裏でしっかりとめて正確に強くパスするのを繰り返してから、次に左足の裏で止めてから、左足でパスするのをひたすら繰り返してた。

それからロングパスをひたすらしてた。その人もロングパスをしてきたから、今度はそれにヘディングで合わせて横の壁に当てるのを繰り返してた。

2試合位やってから、その人が「ドリブルしないんですか?」って話しかけてくれた。しないですね、パスだけですって言った。僕バルセロナ目指してるんでって本気で言いました。

バルセロナっていうとにわかみたいな批判がきていうの躊躇するかもだけど、たしかににわかだけど、バルセロナのようなフットサルをすることが、僕にとっての明確なビジョンというか、指針というか、それに対するコミットメントはパないです。

そしたら、その人もドリブルをしないでバルセロナのようなパスを回して崩すようなフットサルが好きらしくて、色々話してました。持ち過ぎないこととか。

 

相手チームはチームで参加してて、こっちは個人参加で即席のチームだったんすけど、1人明らかに初心者ってわかる人がいたんすよね。

フットサルやって8年位もう立ちましたが、まだ僕も向上していくしか考えてないし、うまくないからもっとうまくなりたいと純粋に強く思っていて、誰かにアドバスをするようになったら、自分はうまくないのに、人に教えるなんて決してできないというか、それなら自分がうまくなることだけ考えるわ、人は人で他者の課題だろと思います。

けど、その人を見てて最初フットサルをやった時をすごく思い出しました。どこに動いたらいいか全くわからないし、さっぱりでした。どうしたらいいかわからない。けどやって行くうちに分かってくのかなと思ってました。

やっていくうちに幸いなことにうまい人達が色々教えてくれました。例えば南町田の駅前の個サルの時はうまいお兄さんが色々教えてくれましたし、鶴ヶ島の個サル昔来てた兄貴分みたいなお兄さんにも色々よくしてもらいました。

始めたばかりの人がうまく行ってないのはしょうがなくて、むしろ周りのうまい人達の問題でもあるのかなと考えます。

なぜなら、例えば社交ダンスだと玄人は素人と一緒に踊ると、素人の人もものすごく楽しめるようにしてくれるんですよね。そんな感じで。


でも、その初心者の人はものすごく重たい守備をしてました。つまり、彼がディフェンスをするといつも相手に効いていて、こちらが攻撃に転じるような効果的なディフェンスをしてました。

僕はフィジカルだと見てて仮説立てました。ものすごく大柄で体格的に有利とは言えない感じなのですが、それが不思議で、終わった後、話しかけました。


守備がものすごく効いてて良かったです、フットサルいつ始めたんですか?って聞いたら、去年ですって言ってて、それまで何かやってましたか?って聞いたら、高校、大学と水球やってましたといってました。


やっぱりなって思いました。要は基礎体力というかゴリゴリではなくわりとすらっとしてるんですが、体幹といいますか、インナーマッスル的な内側の筋肉がすごく鍛えられてる(のかな?)


って考えると、自分も高校まで8年間野球やってて、そのおかげで基礎体力がついて、今フットサルを楽しめてるのは、すごく今になるとありがたいことなのかなと思います。

入学して1週間とかでもう辞めたいって言ってた主力の同級生がため息つきながら言ってたのを鮮明にまだ覚えてて、僕もあと3年もあるのか、長いなーと思っててちょいちょいきつかったけどその高校の時の点が今の点に繋がってた実は。


やっぱりみんなが楽しむためにはどうしたらいいかというのが一番の目的であって、フットサルをうまくなりたいのは個人的な目標だけど、どの個サルに参加してもその個サルに参加した人達みんなが楽しめた充実できたと思えるような会にするには個人的にどうしてらいいかを考える。

その楽しさや喜びや爽快感や充実感のパイの輪を拡大するようなアイデアは存在する。それは別にお金を払えば得られる訳ではないと思う。けど、それは絶対にできると思う。

もし個人的にそれができる自分になれば、みんなが楽しさをシェアして、楽しんだらまたフットサルをしたいと思って、またどこかで一緒にやるかもしれない。

実際に都内だと違う個サルの会で前一緒にやりましたねってのが度々ある。