介護施設2.0を考える

分けなくていいみたいな話あって、なるほどなあと思ったんですよね。学生とか同級生とかで分けない。

社会って老若男女いて、そういう人達と接していくから、同世代とつるんでると、そういう老若男女とコミュニケーションとるのが慣れてないから難しくなるみたいな。

介護の施設についても、画一的に高齢者だけが住んでなくても本当はいいんですよね。老若男女色んな世代の人達が建物に住んでるみたいな。

多分合理的だから、高齢者だけとかにしてるんですよね、多分。それが一般的で常識なんですが。

けど、なんかもっと違うような感じもあっていいのかなと。ある介護の施設にいた時に思ったんですが、多分多くの人は介護施設に例えば自分が入るってなった時、何かポジティブじゃない印象を感じるかもしれないですが、介護施設って言ったら「シェアハウス」なのかなと。

僕はシェアハウスに住んでますが、それのもっとお金がかかる版のシェアハウスみたいな。個室があるのはシェアハウスは同じで、あと違うのは、掃除の人が定期的に掃除しに来てくれたり、三食朝昼晩とついてくる(うまいとは限らない)、風呂はシェアで大きな風呂に入れる。それから洗濯とかも外注して、適当に放り込んでおいたら、勝手に職員さんが回収して選択して綺麗にしてまたタンスに畳んで戻してくれる。

なんで、僕が住んでるシェアハウスは赤坂で3万前後ですが、そういう自分が本来やることだけど、アウトソーシングしてるんすよね。それって楽じゃないですか?

多分食洗機使ってる人結構いると思います。あと洗濯なんか干すの面倒だから乾燥機使ってる人もいると思います。うちもそうしてますが。

それって一種のアウトソーシングじゃないですか?食器洗うのとかセクシーみたいな話してる某ECの創業者もいますが、そういうやりたくないことをお金あってアウトソーシングさせてるのが介護施設なのかなと。


あと介護施設なんで、もちろん介護を職員がしてくれるんですが。健康な人なんて別に介護受けてないんですよね。上記のアウトソーシングは受けているけど、介護はほとんどしてもらってなくて健康な人も介護施設に住んでたりします。


よくわからないですが、なんで身体的に介護を必要な人も健康な人も住んでいるんですよね。なら、高齢者というくくりを作らなくても老若男女住んでもいいと思うんですよね。


例えば、85歳で健康な人も介護施設に住んでいて、ほとんど自分のことができる、65歳の同様の人もいる、45歳の健康な人はいない、25歳もいないみたいな。

多分経営的にターゲットを絞らないとうまく運営できないからターゲットを絞ってる話なのかな。介護付きの高い月額の料金を25歳の人が払うなら、普通に綺麗な港区のシェアハウスで個室の方が遥かに安いし。


なんで住む人も運営する人も合理的だから、くくってるのかな。けどダイナミクスプライシング的な感じにして、介護受けない人はその分安いとか、洗濯は自分でやるとか、食事はクソまずいやっすい配給業者に頼んで毎回草みたいなひどいのばっかなんで給食はいらないんでみたいなオプションを細かく自分にあったふうにカスタマイズすれば、色んな人が住めるような感じになると思うんですよね。


老若男女住んでた方が楽しいのかなと思います。実際に年配の人の話はとても勉強になったし、色んな生活のちょっとした仕草とか色々ぱくらしてもらいましたし。