この本を読む事で世界の今の現状を俯瞰的により正確に理解でき、それを通して世の中を解釈できるようになる本なんだと思った。実際に自分に起こった体験を解釈する時に、この本を読む事で、より正確に解釈できるのではないかな。
例えば、この本に向精神薬を飲む話があった。あなたが例えば向精神薬を今飲んでいて、それについて後ろめたさを感じているとする。おおっぴらにできない。けどこの本には、向精神薬を飲んでる人はかなりいて、それはポジティブじゃなくないよという情報が例示を挿入されて説得力あるように書かれている。だから、向精神薬は決して飲むのは後ろめたさは感じなくていいんだなと考えることができる。
また今の世の中はとりあえずものすごく豊かな時代だと冒頭で理解できて、今自分が杞憂していることもあるけど、とりあえず今の時代に生きれてることはありがたいことだと考えるようになった。昔はもっと疫病や戦争が当たり前にあって、生存の危機にさらされてる時代にずっと人類は生きてたから。