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佐々木俊尚さんの新刊の全文公開
僕の中では過去と未来はバーチャル説が濃厚。自分の中では。幻想。それらに今囚われてしまってしまうんだが、実は幻想で実態がない。例えば過去の栄光や功績は幻想なんだが、過去に自分が大きな成功とかを収めて、それにこだわればこだわるほど、今の自分に成約がかかる。要はその幻想を所有しているから、それにふさわしい自分自身を演じたりしないといけない訳。だから過去を切り離すというむしろ、過去は実は実態がない。さらに未来も実態がない。けどメディアや権威が未来をまるであるような感じで扇動する。ゆえに未来に対して不安になり、貯金をしたり保険に入ったり、まあ、リスクヘッジするんだが、それは彼らがそうやって人々を洗脳させる事に成功すると利益を得られるからなんじゃないかな。けど、未来も要は幻想で、ないんよ。だから、実在しない未来にみんなくちくち考えて備えるんだが、意味ないの。その時になって存在するんよ。
