高校野球観戦して

先日母校の聖望学園花咲徳栄戦の秋季大会ベスト8、準々決勝を大宮県営に観てきた。

驚いたのは何となく甲子園に執着してないような雰囲気だった。うちらの時とか最近とかまで甲子園は絶対的な高校野球の目標で、その為に頑張るみたいな感じだったけど、どことなく肩肘張ったような感じではない。 両チームとも。花咲徳栄は甲子園常連校だからこの大会で結果を出せば春の選抜大会に出られるし、それを目指してるのは当然なんだけど。 勝手な穿った分析だけど、今の時代は前の時代よりも甲子園への執着や絶対的な信仰心というかブランドみたいなのは薄らいできてるのかなと。

というのも甲子園はテレビ前提にあった。長年スマホがない時代はメディアのメインはテレビであって、そこから他のメディアも甲子園のブランドを築いて行ったけど、今の高校生とかはテレビを見ない。当たり前の話だけど。

スマホ時代に高校野球は無数あるスマホの中のコンテンツの中の一つのコンテンツのような位置づけにあるのかなって思った。 多分テレビしかない時代よりも遥かにエンタメのコンテンツが増えてるから相対的にそれぞれが希薄化してるのかなと。

だけど高校野球は長年培ってきたブランドであって、一朝一夕にブランドは廃れる事はないかと思うんだけど、今後はわからないと思う。

というのもスマホの時代にフィットさせてないから。試合中に撮影したものをSNSにアップするのは著作権侵害ですみたいなアナウンスしてたけど、勝手にアップしてそれを見た人が見にいこうっていう風になるし、それに対するコストも勝手に上げてくれるからかからない。