将棋というシナジーなゲームから

将棋の歩は1人では何もできない。名前の軍隊と一緒にスクラムを組むことで最大限の力を発揮できる。なぜなら、相乗効果を発揮できるから。

 

例えば歩が1歩前に前進する。それができるのは他の駒が後ろ盾になってるから。つまり、1歩前に出てもそこは例えば角が効いてるから、敵は歩を奪えない。歩が1人でそれをしたらすぐに取られてしまう。なぜなら、他の後ろ盾となる駒がいないから。これってまさにシナジーなんだと思う。 

 

そんな感じで1人で行動するということは戦闘において戦国時代とかありえない行為だったのかなと。だけど1人では強くない歩であっても、軍隊の中ではものすごく強力な使われ方をする。これは1のパワーで100の威力、効果があるような。その点で歩はとても強力な駒になりうるのは将棋をやってる人は誰もがわかってることなんだと思う。

 

現実に置き換えると、みんな一人一人歩みたいな存在だったりする。中には経験があり、銀や金のような存在だったりする。攻撃も守りも強い飛車や角だったりもする。けど、どんなに個人として強力であっても、やはり1人で行動をしたら途端に相手軍に取られてしまうのは将棋をやれば明白なんだと思う。

 

そういう訳で、会社に勤めることはこういう軍隊としてスクラムを組むことで相乗効果を発揮できることから有効だったのかなと思う。1歩前に進むしかできない強くない歩でも軍隊という組織の中では最大限発揮できる。わんちゃん金にもなれる。

 

つまり、1人で行動するよりも、相乗効果を発揮出来る点において、組織に属している方が良かったから、会社という組織に属するメリットが多いためにみんなそれを選択するようになった。数のメリットで。

 

でも、今はスマホがあってテクノロジーがあって、1人でも生きれるようになった。行ったらテクノロジーという、外注の軍隊を借りてきて、自分がそれを活用しながら生きていく。

 

例えば自分が桂馬だとしたら、それ以外の駒を全て外注してもってくる。このような選択ができるようになったんだと思う。