高校野球の時代遅れのシステムは、有望な投手を台無しにする

ダルも長友も『NO』を突き付けた張本発言、高校球界も怒り爆発 - 新田日明 (スポーツライター) (WEDGE Infinity) - BLOGOS(ブロゴス)

 


ダルも長友も『NO』を突き付けた張本発言、高校球界も怒り爆発 - 新田日明 (スポーツライター) (WEDGE Infinity)

 

まあ張本さんは野手で成功した人だからね。イチローが262安打打った時に「彼はトップが動かない」ってTBSの電話取材で言ってたのはすごかったですね。

例えば弁護士が経営の理論とか、孫正義さんの経営とか投資の事に対して批判したとしても、みんな鼻ほじって、へーって聞き流してると思うんですよね。そんな感じなんだと思います。

アメリカで経験積んでた監督なんですね。納得。確信がなければこういう大胆な意思決定できないんだと思います。

みんな目先の勝利優先ですからね。
例えば大阪桐蔭みたいな長期政権なら腰を据えてエースと控えと使える余裕あるんですよね。なぜなら、仮に負けても自分の首は長期契約してたら飛ばないから。

けど単年で負けたら首の世界ならトーナメントですから、1回負けたらおしまいなんで、エース投げさせまくりますよ。

なぜなら、プロでも大成功しそうなエースは投げたらレベルが違うんで、無双できるんですね。

例えば20年位前に東北高校ダルビッシュ投手がいて中継ぎに真壁投手というサイドスローが控えてた。彼も確か東北福祉大学に行ったような。

なぜそれができたかというと、僕が思うには、監督にあるのかなも。当時、東北高校って名将がやってたんですよね。キャリア十分で、既に自らの地位名誉欲は満たされてるし、選手への配慮まで行き届くような監督だったのかなと勝手に推測。


けど、高校野球に晴れて監督になれて、全く席が空かない私立の強豪校の監督の席がやっと空きました。そしたら短期的な勝利に絶対こだわるのは当然なんだと思います。


つまり、現状のシステムと諸々の諸要因が、1人の投手への過度な負担になってるんです。


じゃあそこが問題と思うなら、それを緩和するようなシステムを導入すればいいだけです。


例えば先発投手は球数制限、または4回5回までしか投げれない、とか、控えと控え外を自由に変更できるとかベンチ枠を20から25人とかにして、投手の控えの数を確保するとか。


先発した投手は1試合インターバールを置くなど、様々なルールは整備できると思います。


僕も高校で野球やっててそこそこ強い学校だったんですが、エース1人だけに投げさせるような体制だったんですけど、控え投手に山ほどいい投手がいて、僕は当時から先発はそのエースで、そのあとは1回ずつ控えの力ある投手が投げさせたらいいじゃんと思ってました。


つまり、エース一本足打法の戦略を緩和することで、他の投手が出場できる機会を作ることにも繋がるんですよね。みんなで試合やってより多くの選手が試合に出てゲームを楽しんだ方がいいじゃないですか。